保管方法にも要注意!避けるべき保管場所とは

直射日光が当たる場所は避ける

普段、あまり意識しないかもしれませんが、金属は温度により膨張収縮します。機械式時計には細かな金属パーツがたくさん使われており、それぞれの部品が緻密に組み合わされています。そのため、直射日光に長時間晒すと時計内部の温度があがり、部品が熱膨張を起こすことで歯車やゼンマイ等の寸法が変わってしまい、メカニズムに狂いが生じる可能性があります。また、直射日光の影響は温度だけでなく紫外線の影響も見逃せません。紫外線は文字盤の色褪せや皮のベルトの劣化を引き起こします。この様に、直射日光は時計内部だけでなく、見た目にも悪影響を及ぼすので注意が必要です。そのため、日当たりの良い部屋や出窓に時計を置いたままにするのは極力さけた方が良いでしょう。

電子機器の近くも要注意

意外に思うかもしれませんが、機械式時計にとって磁気は天敵です。一般的に機械式時計に電子部品は使われていませんが、先述の通り、たくさんの金属パーツで構成されています。部品1つ1つが磁力を帯びることで、動作に影響がでるのです。この様な理由から、テレビ等、家電製品の近くを時計の保管場所にするのは避けるべきです。家電の中でも特に強い磁気を発生するのが電子レンジです。キッチンも時計の保管には適していません。また、忘れがちなのがスマートフォンです。スマホも時計も仕事に欠かせないという人も多いと思います。ついつい一緒に保管してしまいがちですが、大切な時計を磁気から守るため、面倒でも別々の場所に保管するよう心掛けましょう。